JUNK WORLD
■漫画
雨が降っていた。
いつもの帰り道、呆然と佇む男を見つけた。
見覚えがあった。
あの瞬間から、忘れたことはない。
「なぁ、兄ちゃん」
ここに、二つの選択肢があります。 此の場所で、妖として、生きるか。 彼の場所で、人として、生きるか。
ただし選択は、一度だけ。
彼の持つ撃盤の中に、あなたの本体があります。 彼のそばにいれば、やがて全ては、その身体に還るでしょう。
そしてあなたが完全に成った時、完全に、離別されます。
あなたは人に、なり、
選択は、一度きりです。
気が付くと、雨の中に立っていた。 濡れるという感触が、珍しいと思った。 胸に、何かアツイモノが過ぎった。
これが、人なのかと、感じた。
「フエ」
自分が人と成った「理由」は、
雨の中で、名前を呼んで、笑った。
我が、愛し子よ。
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クソ長い上にクソ重い漫画でスイマセンでした。
憧れの「WEB漫画っぽい漫画」を描いてみたくて・・・・
止めておけばよかったな!(色々とおせェ!)
管理人は・・・・・ハッピーエンドが好きです。
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